ありたい姿の明確化で事業成長を加速

今回の受講生の声は、一般社団法人 Green innovation代表理事 菅原聡さんをご紹介します。

コロナ禍でこの仕事にずっと一生情熱を傾けて続けていくべきなのかどうなのかと悩んでいたという菅原さん。今の目の前の仕事が嫌だというわけでもなく、すごくやりがいのある仕事だが、本当に自分が人生の中でやりたいことは何なのか。もう少しここをクリアにしたいということがきっかけで受講されました。受講してどのような変化があったかをお話いただきました。

 

インタビューを動画で見たい方は下記をご覧ください。

 

今回インタビューしたのは・・・

 

一般社団法人Green innovation
代表理事

菅原 聡さん
https://green-innovation-project.com/

早稲田大学卒業。NPO法人GLOBE PROJECT創設者/代表理事。 ㈱リクルートで事業開発やサステナビリティ推進に携わった後、アジアオセアニアで総合リペアサービスを展開するMinit Asia Pacific Co.,Ltd.にCSOとして経営戦略に従事。2011年に世界経済フォーラムにより組織されるコミュニティGlobal Shapersに選出。

 

菅原聡さん自己紹介

岸:初めに自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

菅原:私は昨年、一般社団法人Green innovationという団体を作りまして、そこの代表理事をしております。具体的にやっていることは人材育成、そしてオープンイノベーションが起こるためのシステムづくりをしております。一方で今、経産省の資源エネルギー庁というところで専門官もしております。

岸:人材育成のプログラムはどんなきっかけで、どんなことをされているんですか?

菅原:具体的にさせていただいているのが大きく2つでして、人材育成というのが学生向けにイノベーターを育成するプログラムを運営しているのと、もう1つが企業の若手リーダー向けに人材育成のプログラムを提供させていただいております。

Executive Being受講の理由

岸:いろいろと菅原さんの今の活躍の様子は、インスタだったりいろんなところで目にする機会があります。菅原さんはいろいろな経歴を持たれていて、もともと企業で働いていたりとか、その中でもグローバル・シェイパーズとしてダボス会議の若手メンバーに選ばれて、いろいろとグローバルに活躍されたりと、私も初めてお会いしたときに、すごいかただなと思いました。そんな菅原さんがExecutive Beingを受けようと思われたのはどのような理由からだったのでしょうか?

菅原:昨年の夏までは、もともとリクルートという会社に10年ちょっといたんですけれども、その後、総合リペアサビースの会社の、アジアオセアニアのチーフストラテジーオフィサーをしておりました。 コロナになって、この仕事にずっと一生情熱を傾けて続けていくべきなのかどうなのか少し悩んでいまして、 もちろん今の目の前の仕事が嫌だというわけでもないし、すごくやりがいのある仕事なんだけれども、 本当に自分が人生の中でやりたいこと、能力をかけるものはなんなのかというのが少しモヤモヤしていた ときに、もう少しここをクリアにして、もっと自分のパワーを出せるようなところにフォーカスしたいなと思った中でコーチングを受けさせていただきました。

岸:具体的にそういったモヤモヤ解決するために、ご自身ではどんな取り組みをされていたのでしょうか?

菅原:本当に自分の好きなことに注力して活躍している経営者の友人や先輩にたまに会うとか、あとは書店で気になった本を買って読んでみるというような、本当に散発的なことしかできていなかった状態でした。

岸:実際に人に会ったり本を読んでいるだけだと解決しなかったことがあったとすると、それはどんなことでしょうか?

菅原:一時的にテンションが上がったりはするんですけれども、本当に今の自分の仕事をやめて、新しく会社を作って、自分のやりたいことにフォーカスして、一歩踏み出すというところまでは当然行かなかったです。

Executive Being受講しての感想

岸:プログラムを受けられてどんな感想を持たれましたでしょうか?

菅原:プログラムを受けさせていただいて、どんなふうな変化というと、本当にドラスティックな変化なんですけれども、 元居た会社を退任しまして、自分で新しく会社を作って、本当に自分がやりたいこと、自分が付き合いたい人、興味関心のあるテーマに注力をして、プログラムを作って運営をしている というような状況です。

岸:プログラムの中でのどんな気づきとか考えがベースとなって、そのような変化を生み出したと思われるのでしょうか?

菅原:いっぱいあるんですけれども、一番大きな変化は「あなたは何者なんですか?」というのをコーチングの中で何度も尋ねられるんです。深く自分と向き合うということと、もうひとつ、深く自分と向き合うだけではなくて、 ウェルビーイングを軸として、未来からバックキャスティングをして、自分はどういう生き方をしたいのか、なにがあれば自分は本当に幸せなのかというのを落とし込めたところ が非常に大きかったです。

岸:以前お伺いしたら、他でもコーチングを受けられたりとか、そういう経験もあったということを伺っていたんですけど、今回のこのプログラムが他のコーチングと違ったなということがあったとすると、それはどのあたりだったと思われますか?

菅原:大きく3つありまして、他のコーチングも何回か受けたことがあるんですけれども、ひとつがコーチのかたの言い方が難しいんですけれども、 岸さんのこれまでの経験やスキルというところがコーチングだけではないんですよね。 もともとがスポーツチームでナンバーワンになっている経験があったり、商社での人事の経験であったり、ビジネスを立ち上げられた経験もあって。またボストンコンサルティングでコンサルティングをされた経験もあって、スタートアップで経営陣の経験もあってという中で、今度は本当にビジネスマンとしての先輩として相談をさせてもらいながらコーチングをしてもらえるというのが1つ目の大きなところ。

2つ目が、 非常に体系的にコーチングのプログラムが組まれているということ です。ただ単に壁打ち相手、鏡のようになって、自分の今の心境がわかるとか、モヤモヤがすっきりするというのではなくて、モヤモヤがすっきりするだけではなくて、ビジョンを明確に持って、そこに向けてなにをしたら良いのかというのを行動にも落とせるように、体系立てられているというのが非常に大きな違いです。

3つ目は、体系立っているだけではなくて、 具体的なステップに落とし込むためのメソッドがしっかり入っているところだと思っております。将来こうなりたいなというだけではなくて、どんな行動を起こしてなにをするのかというステップまで明確になった ことで、僕自身も会社をやめるとか、そのあと具体的になにをするというところまでできたんだなと思っています。

プログラムで効果的だったアプローチ

岸:実際にこのプログラムの中で、どんな関わりが菅原さんの価値観とかやりたいことの気づきに効果的だったのでしょうか?

菅原:Executive Beingの凄いところが、宿題が出るのは他もあると思うんですけれども、事前の講義動画があるんです。事前の講義動画があって、自分の中でそれを咀嚼したうえで、オンラインでもインタラクティブなセッションがあるというふうになっていて。 事前の講義がすごく秀逸で、いろんな先人の知恵であったりとか、自分を奮い立たせてくれる言葉であったりとか、また幸せであることはどういうことなのかであったりとかっていうのがたくさん入っていて、プログラムがあるおかげで、自分の中にある枠とかを外せた ところがすごく大きいところでした。クリアになるだけでなくて、外すことができたというのが大きいなと思います。

Executive Beingをおすすめしたい人

岸:どんな人、どんな課題を抱えている人にとって、このExecutive Beingの受講をおすすめしたいと思われますか?

菅原:2種類あるかなと思っていて、1つは すでに自分で経営をされている方。 今の事業はうまくいっている、もしくは悪くはないんだけれども、このままこれを続けて良いのかな?と思っている方、そういった方が さらにレバレッジをかけたり、本当に自分のやりたいことにフォーカスして、次のステップに行くために、非常に有効だと思います。 

もう1つが、以前の僕のように、 現状に不満はないんだけれども、本当にこれをやっていて良いんだっけ?と思っている経営陣であったり、もしくはそれに近い方には非常に有効 だと思います。

Executive Beingを受けて良かった点

菅原:このExecutive Beingを受けて一番良かったのが、どんな大きな変化があったかというと、ぼんやりしていたものがクリアに見えるようになったというところです。 もともと自分の中にあった価値観とか考え方とか大切にしたいことがはっきりと見えるようになった のがすごく大きな変化です。自分が本当に大事にしたいのはこういう価値観なんだとか、こういう経験なんだとか、こういう人と一緒にいたいんだといった時に、じゃあどうしたらそういう人と一緒にいられたりとか、そういう体験ができたりするんだろうというのをしっかりと向き合って考えられたことが非常に大きかったです。

岸:具体的にどのような価値観とか思いが、プログラムを通して明確になったのでしょうか?

菅原:このプログラムの中では過去を振り返って未来を考えたり、時間を行き来しながら自分と向き合うんですけれども、過去の経験の中で自分が幸せだったとき、楽しかったとき、充足しているときを振り返った中で、こういうときが楽しかったなと。そういう瞬間を、もっと未来で再出現させるためにどうしたら良いのかというのも、ずっとコーチングをしてもらいながらやるんですけれども、そこを自分の枠を持ったまま考えていると、その楽しかった状態を仕事にすることってできるのかな?って思ったりとか、不安になるんですけれども、岸さんからの質問の投げかけられ方がすごく良くて、良くてって上からだな。

「もしお金に心配がなかったら、あなたはなにをして過ごしていたいの?」とか、「それを仕事にすることって本当にできないんだっけ?」とかっていうような投げかけをされると、「あ、もしかしたらできるのかもな」とか、 「お金にとらわれなかったら自分はどういう生き方をしたいのかな」という問いに対する答えって、本当に自分が幸せな状態なんですよね。 今それをまさにできていて、できるんだということを過去の自分に教えてあげたいぐらいです。 

岸:そのとき話されていたのは、まさに世界中を旅したりとか、いろんな人を集めて何か教えるような仕事をしたいとか、趣味でも何でも、心からやりたいと思ったことを、現在のように実現する前に話してもらっていたという気がします。

菅原:そうですね。具体的なところで言うと、グローバル・シェイパーズという世界経済フォーラムの研修の中で140か国の人とスイスで研修を受けたりであったりとか、ISLというリーダシップの研修のところで、ソーシャルアントレプレナーの方たちと一緒に、海外にワークスタディツアーに行ってという経験があります。この中でものすごく大きな分岐点になっていたし、すごく刺激的で楽しかったし。

分解すると、いろいろなところに旅をするのはすごく好きなのと、あと一緒に旅をする人が非常に重要だなと思っていまして、 その人たちとかけがえのない経験をすることは、人生の中で振り返っても絶対に幸せだな、こういうことを何度も何度も経験したい なと思っていたんですけれども、 今まさに自分がやっている人材育成の研修のプログラムの中で、いろいろな場所に、しかも行きたい人と、テーマを持って一緒に行くというのが本当に定期的にできていって。 そういうのを見ているとさらに思いつくんですよね。

次はこんなところに行って、こんな人と一緒に行って、こんな学びを得たり、一緒に経験をしたいなと。こ れからもずっとしていこうと思っていますし、それが本当にできているのはこのExecutive Beingのおかげでできているなと思っています。 

岸:転職して社長キャリアを目指すかといって考えられていた自分に教えてあげたいという感じですか?

菅原: 教えてあげたいですね。全然そんなのじゃないよっていう(笑)。 

岸:ありがとうございます。いろいろとお話いただきましてありがとうございました。

菅原:ありがとうございました。

岸:菅原さんのご活躍の話を聞けてすごく私も嬉しいです。今後も全力で伴走したりして応援していきたいと思います。引き続きよろしくお願いします。今日はありがとうございました。

菅原:ぜひよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

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